子どもだけじゃない!大人になっても撮っておきたい記念写真

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結婚式の前撮り

私達は、結婚式の1カ月間前に前撮りをしました。
白無垢・綿帽子の胸から上のアップに、全身像、そして新郎新婦で一緒に撮影、角隠しにうち掛けの写真も新婦だけと新郎新婦が一緒に撮影したカット等々、和装だけで6カット、ウェディングドレス、カラードレスに至っては、ホテルのあらゆる美しい場面で12カットも撮影しました。
新郎新婦の両親も一緒に撮影しました。
撮影に丸1日か方ほどです。
特に着物でポーズをとって数分間じっとしているのは着物が重くて並大抵のことではありません。
着物のラインがキレイに出るように、目玉クリップで見えない所を挟んで形を整える時間がきついのです。
和装の後ろ姿がおかしくて主人がそれをカメラで納めていましたが、本当に驚きです。
簪も鼈甲、またお姫様みたいな花簪もしてみました。
大きな5cm以上の厚みはゆうにある、大きな前撮りアルバムができました。
1冊20万円で、コピーが10万円ずつで、新郎新婦用、両家の両親に1冊ずつで40万円もかかってしまいました。
素晴らしい記念品ができましたが、私は、ポーズをとったまま着物を整えていたので着物の重みで腰痛になってしまいました。
このままでは、ウェディングドレスも着れないと、整体院に通いつめて必死で治したり、波乱万丈の結婚式でした。
立派な結婚式の記念写真を作るには、努力と体力も必要です。
今では体力が持たないでしょう。
この前撮りの立派な写真集は、修正もされているので普段よりも美しく、着物もドレスもキレイに写るように目玉クリップで形成されているので、スナップ写真や結婚式当日の記念写真に比べ衣装も美しく撮れているのです。
様々な趣向が施され、ライトアップも凝っています。
おまけに衣装の映えるロケーションでの撮影も前撮りならではです。
18カットの撮影を13時から17時過ぎまで5時間近くかけた撮影です。
着付けやメイクも必要なので、ホテルに入るのは、10時過ぎです。
1ヶ月前に撮影するので、ブーケも紙飾りのせいかも前撮り用と結婚式当日用が必要となってしまいます。
衣装のレンタル代がどうなるかはホテルよって異なりますが、前撮りのレンタル代はサービスとなる場合もあります。
それでも経済的に大きな負担となります。
しかし、結婚式にお金をかけることが当たり前だったバブルの時代は恐ろしいことに「今更20〜30万の出費は大差ない」とまで言っていました。
それくらい結婚式の費用が大きかったので、小さくケチって他を台無しにすることは嫌がられたのです。
それに、結婚式の後に前撮り写真は必ずお披露目がありました。
そういった見栄もあったのです。
披露宴の招待者が親だったので、結婚式が貧相だったら、嫁ぎ先の家が恥をかくのです。
ですから、新郎の親は大変です。
その代わり立派な前撮りは衣装もさることながら「キレイなお嫁さん」と誉められると息子を誉められたようで嬉しい気持ちになるのでした。
今の若い方は、自分に見合った心のこもった小さな披露宴が主流なので、信じられない常識でしょう。
但し、今のように1分に数カップルもの離婚率では、このような派手な結婚式と前撮りの記念写真はお金の無駄になるのかもしれません。
離婚したら、この数10万もする立派な記念写真アルバムはただのゴミになってしまうからです。
お金がかかった分、そのアルバムに対しても憎さ100倍といった感じになるからです。
一般的に、アルバムは、男性側に返されることが多いのだそうです。
離婚して3冊の前撮り記念写真アルバムを見ると、元夫はどんな気持ちなのでしょう。
親に謝り、破棄するのか倉庫の奥にしまわれるのかわかりませんが、悲しいことです。
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