子どもだけじゃない!大人になっても撮っておきたい記念写真

このエントリーをはてなブックマークに追加 あとで読む

お正月の家族写真

お正月元旦の朝は、朝起きて、「おはよう」という朝の挨拶の代わりに「あけましておめでとうございます」と言います。
我が家の行事として、お正月の三が日は朝から普段着用の毛織の温かい着物を着て、食卓に並びます。
まず、御屠蘇を大中小の杯で父から母、私、妹の順に飲みます。
小さな子供の時も、空の盃に御屠蘇を注ぐふりをして、飲むふりをさせられました。
儀式だと教えられたのを覚えています。
そして、おせちも一通り好き嫌い関係なくお皿に美しく持ってもらいます。
小さな頃は、毎年、一つ一つ意味を教えられたのを覚えています。
例え嫌いなおかずでも、「縁起ものだから、良い年を迎える為に食べなさい」と言われ、大嫌いな結び昆布も食べました。
そして食事を終えポストを見に行くと年賀状が届いています。
それをテーブルに置いてそれぞれ三社参りに出かける準備を始めます。
母はお化粧をしている間に、父はそのまま、子供達は余所行きの着物に着替え、いざ出発です。
我が家は、毎年元旦に三社参りで八坂神社、宗像大社、太宰府天満宮の順番で詣でます。
八坂神社で健康を祈願して、宗像大社で車のお祓いをしてもらってお守りを買って、太宰府天満宮の参道近くの駐車場に車を停めて、参道の出店で楽しみ、健康・学業・仕事を祈願します。
子供達は、受験が近付けば、合格祈願のお守りを買います。
そして参道のお店で昼食をとり、帰路に向います。
その途中、毎年決まった写真館で家族写真を撮影するのです。
この家族写真の撮影は、妹が生まれた年、私が2歳の時から始まりました。
我が家の毎年の記念写真です。
毎年着物だったり、お洋服だったりしますが、同じポーズで撮影しています。
家族の歩みと子供達の成長が一目でわかります。
そして、この記念写真は、子供達がお嫁に行くまで続きました。
しかし、元旦の撮影は私がお嫁にいき、その後は、妹と家族3人でその行事は続き、妹が嫁ぐまで続きました。
その後は、私と妹が家族を連れてお正月に実家に帰って来た時に、私達の家族写真には、娘婿や孫達が加わってのスナップ写真の記念写真となりました。
写真館ではありませんが、タイマーでの家族写真の記念写真は、写真館よりも緊張せずに笑った写真が多かったように思います。
今思うと、父はいつも撮影者なので、家族全員移っている写真は少ないのですが、この家族写真が父にとっての大切な記念写真だったのでしょう。
いつか嫁ぐ娘のために、それまでの成長を残しておきたかったのかもしれません。
そして、家族が増えた今、スナップ写真での家族写真は、おどけた表情をした普段見ない父も顔がありました。
孫に向けるおじいちゃんの顔が写っていました。
毎年撮影された家族写真は、子供の成長だけでなく、両親の老いも表しています。
年齢とともに父の顔が仕事人の顔から穏やかなおじいちゃんの顔になっていく様子もわかります。
祖父が亡くなった年もお正月の家族写真はスナップ写真でしたが撮影しました。
何処となく皆位顔をしていました。
このお正月の家族写真を見ると、その年のお正月の様子が昨日の事のように思い出されます。
晴れ着を着たお正月の家族写真は、両親の愛情の証拠で、思い出の詰まった宝物です。
Copyright (C)2017子どもだけじゃない!大人になっても撮っておきたい記念写真.All rights reserved.