子どもだけじゃない!大人になっても撮っておきたい記念写真

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母の還暦祝い

我が家では父の還暦祝いは盛大に行いましたが、実は母の還暦祝いは行っていないのです。
父が病気になり余命を申告されたので、それどころではなく、誰もが忘れてしまっていたというのもあります。
母が一番堪えていたので、母も忘れていました。
その翌年父は亡くなりました。
そのような感じなので、母の還暦祝いではなくなりました。
そんな母が、父の7回忌を前にして、突然言い出しました。
「そう言えば、私還暦祝いしてもらってないわ!」こんな事を母が言えるほど落ち着いたのでしょう。
私の両親はとても仲が良かったので、父が亡くなったばかりの頃はボウッとして、このままボケてしまうのではないかと心配した物でした。
それで、私達娘は大喜びで、母が望む事をしてあげようと張り切りました。
父の時のように大勢でお祝いの宴を催そうかと思ったのですが、母の希望は、「赤いちゃんちゃんこは要らないし、赤い服は似合わないから何かプレゼントが良いわ」「私は記念写真が好きじゃないの。
もう年だし、60歳より老けてるから」まだありました。
「素敵な眼鏡も欲しいし…韓国ツアーにも行きたいわ!何かこんな感じのプレゼントがいいの」という事でした。
そこで私は福岡一大きな眼鏡屋でフランス製の桜をイメージした宝石の付いた高級フレームの眼鏡を、旅行業界で仕事をしている妹は、妹と友人母子が付き添って韓国のロッテホテルに泊まる事になりました。
ロッテホテルの韓国エステと格安ブランドショッピングと冬のソナタ名場面ツアーにも参加しました。
この韓国旅行には、私の買ってあげたプレゼントをしていってくれました。
韓国旅行では、本当に楽しそうな記念写真がたくさん撮られていました。
その中の母は本当に楽しそうに笑っていました。
父が亡くなってこんな笑顔は始めてみたように思い、私も妹も安心しました。
そんな母も今年で70です。
昨年の秋、古希の祝いに昨年皆でハワイに連れていきました。
実は、ハワイ旅行が商店街のくじ引きで当たったのです。
この時もたくさんの記念写真を撮りました。
母の記憶には楽しい思い出としてその中から自分の遺影の写真を選んで決めているようです。
その位気に入った自分がいたようです。
ところが、時々、「私、還暦祝いしてもらってないわ!」とか、「早々古希の祝いもまだだわ!」と言うのです。
「眼鏡あげたでしょう」や「旅行言ったでしょ」と言うと、「ああそうだったわね。
あれがお祝いだったのね」なんて感じです。
やっぱり、ちゃんちゃんこ着せて「還暦」と目立つ記念写真を撮影し、古希の時は「古希祝い」と名入れされたデザイン胡蝶蘭でも贈って、無理矢理でも記念写真を皆で撮影しておけばよかったと思いました。
記念写真は、何の記念写真化が分かる記念の証拠が一緒に写っていないと、ただの旅行等楽しい思い出写真になってしまうことがわかりました。
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